本「小さな幸せがみつかる世界のおまじない」にめぐりあって
もう本屋さんで一目見たときから、購入の予感がしてた。素敵な本。
「小さな幸せがみつかる世界のおまじない」
世界のいろんなおまじないが亀井英里さん( ERI KAMEI illustration)の素敵なイラストとともに紹介されてる。
まだ全部読めてないけど、ゆっくりじっくり味わいたい。
一息つきたいとき、自分が心ときめくことに触れたいとき、
この本をめくるたび、ちょっとハッピーになれちゃうような気がする。
以下おまじないの例。
ヨーロッパに広く分布する「キバナノクリンザクラ」は春にかわいらしい花を咲かせるそう。房が鍵の束を連想させ、聖ペテロが天国の鍵を落とした場所から生えたという伝承がある。ドイツでは「ヒンメル・シュリュッセル(天国の鍵)」と言われている。この花に願いをかけたら、宝物の扉の鍵を開けることができるという話も。
もうこれだけでため息が出るほどステキ。
たかがおまじない。されどおまじない。実際に叶うとか効果があるとかじゃなくて知ってるだけで、ちょっと思い出してみるだけで、私の日常が彩られる。
私が好きな小説にも出てきた、花嫁に縁起がよいとされるおまじないが紹介されてて、あー、これこの国に伝わるものだったんだってわかったらうれしくなった。
心ときめく言い伝えを知る。文化の違いにわくわくする。
いいものに触れる時間で私が今日もつくられてく。
「小さな幸せがみつかる世界のおまじない」